2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

titton、中高生の議論にすら勝てず

TAkESANさんに「議論のやり方が甘い」的な批判をした(id:blupy:20090123)から、最後ちゃんとしめようかな*1。 結局、tittonさんは私の議論の中身には反論できなかった。そもそも私はいままでのtittonさんの議論のパターンや主張を分析し、彼の主張を全面的…

エルサレム賞の背景

http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20090125/p1 村上春樹 エルサレム賞 1963年にできた賞だという。初回は哲学者ラッセル。 56年のスエズ戦争が終結し、戦間期の平和な雰囲気が想像できる。 実際、翌64年にはパレスチナにPLOが結成されている。

それって「劣ってない」んじゃなくて「優れている」のでは?

http://www.asahi.com/national/update/0124/TKY200901240086.html 生徒の理系離れや国の科学技術力の低下が心配されているが、理系コースの高校3年生の基礎的な「数学力」は、世界トップクラスだった約30年前とそれほど変わっていないことが、東京理科大…

手紙から「発達障害」認定

http://blog.rote.jp/2009/01/21-173000.php 秋田連続幼児殺人の畠山被告が虐待性の発達障害だって。 ロテ職人さんがおしゃるようにそろそろ直接みてない人に対する精神医学や臨床心理の分析や用語使用を規制すべき地点にきているかもしれない。

「こころ」の本質を語ることの無益さ

http://d.hatena.ne.jp/kubi0213/20090119#p1 ここで取り上げられている以下の本。「こころ」の本質とは何か (ちくま新書)作者: 滝川一廣出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2004/07/06メディア: 新書購入: 3人 クリック: 16回この商品を含むブログ (18件) を…

有効ならば非科学的でいいか

http://d.hatena.ne.jp/HALTAN/20090125/p3 じゃあホメオパシーがやらないよりはまし(プラシーボ効果的なもの)程度以上に効果があるなら、医療制度に組みんでよいのだろうか。 あきらかに原理的に間違ってるのになんらかの効果が出たらやるべきなのか。個…

疑似科学批判批判(titton)まとめ

http://d.hatena.ne.jp/lets_skeptic/20090122/p1 ほぼ同意する。件のtitton≒ふまみたいな感じでとらえてて、そもそも相手をするのがあまりよろしくないと思っていた。 彼はけっして頭がいいとか議論がうまいとかではないのにTAKESANさんは手こずってる印象…

茂木健一郎まとめ

自サイトよりまとめ(自分用めも)。 最近のテレビでの危うい発言について 茂木健一郎の何が問題か?〜不毛なあいのり発言を科学で斬る!http://d.hatena.ne.jp/blupy/20090109/p1 以上ここからわかる問題点を洗い出してみると1)脳科学的に微妙な仮説をさも…

不可能科学捜査官キイナ

ザッピングの合間に一瞬みたらこのような(うろ覚え)会話が展開されていた。 菅野美穂「血液型性格診断はちゃんと統計に基づいてて科学的なの。A型は輸血の成功率が低いことから、神経質な性格…」 平岡祐太「アメリカではほとんどの人がA型とO型。インディ…

茂木・意識とはなにか

意識とはなにか (ちくま新書)作者: 茂木健一郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2003/10/07メディア: 新書購入: 3人 クリック: 42回この商品を含むブログ (58件) を見る瀬戸智子さんのとこより要約の一部 http://ts.way-nifty.com/makura/2009/01/post-9bec…

NHKスペシャル「女と男〜最新科学が読み解く性〜」

http://www.nhk.or.jp/special/onair/woman_man.html けっこうおもしろかった。 一部、男女差を狩猟時代に還元した説明を丸呑みにしているのがきにかかったがあとはとくに問題ないレベルだったと思う。 第一回は、夫婦の離婚の原因がコミニケーションのパタ…

脳と経済学

http://a-gemini.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-b51d.html 最初に言っとくと茂木氏の説明は笑止千万です。 まるで経済のバブルは、脳のバブルによって起こるとでも言いたげです。脳のバブルの中身は、神経細胞の活動が急激に上がって下がるといってる…

Iiro Rantala New Torio

弟からもらったファイルがたくさんはいってるUSB見つからない。 それはともかく最近思うのは、話が面白い人はたいてい書いたものもおもしろいだが、書いたものがおもしろい人は、話がおもしろいとは限らないということ。 菊地成孔とか。実際話を聞きに行った…

ひらめきもバブルと同じ?

http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/proron/0848/proron_0848.html?vos=nynmyajt1830100200 a-geminiさん経由で。すごいな、これ。 私は最近『ひらめきの導火線』という本を上梓しましたが、ひらめきも、脳の仕組みからいうとまさにバブルなんです。どういう…

脳に関する学問について

以下のはなしは基本的に以下の本のまんまの主張です。脳科学と心の進化 (心理学入門コース 7)作者: 渡辺茂,小嶋祥三出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/03/28メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見るピネル バイオサイコロジー…

そもそも茂木のクオリア論は

いまさらながら茂木健一郎についていろいろ見ている。 で、TV出る前は、じゃあまともだったかというとそうでもないというのが、本をみた印象。 割と最近出たのは、もちろんやばいだろうが、その萌芽はすでに初期の著書にも表れている。以下の本について、私…

茂木健一郎の何が問題か?〜不毛なあいのり発言を科学で斬る!

TVあんま見ないので、私はこの人にあんま関心がなかったのだけど、いざ著書を手にとってみるとけっこう問題だなとは 最近思いはじめてていた。 これは著書を拝見した限りの学問的な観点で。 しかし、TVはそれ以前のレベルとしてひどいんだな。 遅れなが…

やってしまった

史上最強の人生戦略マニュアル作者: フィリップ・マグロー,勝間和代出版社/メーカー: きこ書房発売日: 2008/09/27メディア: 単行本購入: 29人 クリック: 545回この商品を含むブログ (173件) を見る衝動買い。勝間和代の訳本。 著者の経歴見て、行動科学で博…

精神分析学と疑似科学

http://homepage3.nifty.com/kazano/analysis.html まずいっておきたいのは、精神分析と精神医学は違うということ。精神分析は精神医学の一サブジャンルにすぎない。日本では分析を専門にしている医者はあまりいないし、本格的に分析の技法で治療を行ってい…

血液型診断2

菊池氏はコメント欄で、性格が四分類できないことは血液型診断の批判になってない(必要ない)的なことをいっている。 おそらくいいたいのは、総合的なタイプ分けができなくても、A型は神経質かどうかという単一の性質についての議論に反論できてないという…

やれやれ

一年以上hatenaからは遠ざかっていたが、最近暇なのかまたやりだしてみたり。 少しずつ、FC2から過去エントリをもってきつつ。

アフガニスタン復興支援の不可能性

[rakuten:book:13026871:detail] [rakuten:book:13029509:detail] DVD2つ。ラスベガスのほうはおもしろかった。チャーリーもまぁまぁ。以下基本的に見た人向け。したがってネタばれ注意。 すでに多くのレビューアーに指摘されるまでもなく、この映画はチャ…

血液型診断

http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1230790335 差別につながるってのはあんまり考えてなかったな。 まわりもあまり信じてないが、あれは科学的根拠ないというと、コミュニケーションのネタになると返され野暮な感じになる。だ…