カラスはチンパンジーよりも賢い(6歳児並みに賢い)/それはキャノンマーケティング

Rooks perceive support relations similar to six-month-old babies.
Bird CD, Emery NJ.
Proc Biol Sci. 2010 Jan 7;277(1678):147-51. Epub 2009 Oct 7.
http://rspb.royalsocietypublishing.org/content/277/1678/147.long
 ニューカレドニアカラスやミヤマガラスなどカラス科の鳥のいくかは、世界の物理的な関係、成り立ちを理解して問題解決をすることが知られている。

今回は、支えという物理的な関係をどれだけ理解できているのか試したようだ。6歳未満の子供でも、手を離したら落ちてしまうといった動的な支えの関係を理解しているが、静的な支えの関係は6歳にならなければ理解できない。この研究では、ミヤマガラス*1が静的な支えも理解できたという。これはチンパンジーにはできなかったことで、この点ではカラスがチンパンジーに上回ったともいえるかもしれない。
 支えの関係が解できていったい何になる、と思う人もいるかもしれないが、支えの理解は物理的な世界における目的ー結果関係や因果関係といったものの理解を意味する。因果関係といった一種の思考の枠組みがしっかりしているということは賢さの一つの指標になるのではないだろうか。
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うまい宣伝手法:キヤノンマーケティングの採用時期変更知らせ(タイトル変更済み) - 発声練習
それはキャノンじゃなくて、子会社のキャノンマーケティングでは。両者はれっきとした別の会社です。HPを見る限りキャノンも採用計画をまだ発表してないようですが、上記のような採用時期変更は宣言してないですよ。
 「新卒採用に物申す」って体裁よくしてるけど、結局これは事実上の11年度採用見送り宣言でしょ。夏までに国内市場が急激に回復するとは思えないし。キャノンそのものはそこまで業績悪くない、というか悪くても採用を止めるほど体力のない企業ではないでしょう。低迷する国内市場を対象とするキャノンマーケティングとは異なり、回復ぎみの海外市場もターゲットのキャノンが採用停止だとそれは会社としてそうとうやばいかと。

*1:ヨーロッパに普通に見られるカラス