ひらめきもバブルと同じ?

http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/proron/0848/proron_0848.html?vos=nynmyajt1830100200
a-geminiさん経由で。すごいな、これ。

私は最近『ひらめきの導火線』という本を上梓しましたが、ひらめきも、脳の仕組みからいうとまさにバブルなんです。どういうことかというと、0.1 秒くらいの間、神経細胞の活動が一気に上がるんです。そして下がる。ちょうどバブルにおける株価の上昇のようなもの。同じメカニズムなんですね。瞬間的な盛り上がりを何度も繰り返すことによって、われわれは気づきの階段を登っていくというわけです。

なるほど。神経細胞の活動が上がるとひらめく。あたりまえじゃないか。
神経活動が上がらずにできる人間の行動があったら教えてほしいですね。
バブルをキーワードに押してくのはいいんじゃないか。クオリアと違ってこの人が実にトンデモだってわかりやすいから。

僕自身の人生のなかでも、「クオリア(私たちの感覚を構成する独特の質感のこと)」の概念に気づいたときには、脳の中にひらめきのバブルが起きました。僕は当時、32歳でしたが、このときの盛り上がりはすごかった。「ついにやった。こいつはすごい。これがわかったら、今までの科学なんて目じゃないぞ」と、それはもう、とてつもない高揚だったわけです。そして14年経った今でも、このときの情熱は残っている。ひらめいた瞬間の情熱は下がり水平飛行になっても、ずっと残像は自分の中にある。だからこそ、今でも研究を続けられるんです。

思った通り。先日のエントリで指摘したように、この人の科学の軽視は、クオリアとの出会いから始まったようです。