ニセ科学で死ぬ人がいるというのはニセ科学批判のメリットにはならない

正確には必ずしもメリットにはならない。
http://d.hatena.ne.jp/tikani_nemuru_M/20090221/1235152054
なるほど、そりゃニセ科学批判はただしいでしょうよ。
でもだれもそんなこと批判しちゃいなんだよね。
http://d.hatena.ne.jp/circled/20090219/p1
では、批判するだけじゃ効果ないだろって話してるのに。

明確に間違ってうものを正し続けるのは、つまんないし、やっぱ<宗教化>する可能性を背負っている。
だって答えが決まってるからね。
「水伝は間違っている」「ホメオパシーニセ科学」という正論を100遍いっても何もおもしろくないし、ほとんど現実は変わらないはずだ。
だとしたら疑似科学批判の利点に、疑似科学で死にそうな人が助かるというのはちゃんちゃらおかしい。

人が助からないのならそれを疑似科学批判のメリットにはできない。
疑似科学→人が死ぬ からといって
疑似科学批判→人が助かる とはいえない。

もちろん、助かる可能性もある。でもその確証がないのに疑似科学批判のメリットに数えるのはおかしい。